見立ての世界
高崎高島屋にて、「田中達也 見立ての世界」を開催していたので、訪問。
田中さんは、NHKの朝ドラ「ひよっこ」のオープニングムービーでノスタルジーな世界をミニチュアな表現で演出。
その世界がそのまま高島屋に来ていたので、展示会も大盛況でした。
食品サンプルのブロッコリーを木に、レタスを波に、クロワッサンを雲に、ポテチを畑に見立てたり…
その発想は斬新で、見てて全く飽きません。
個人的には基盤を田んぼに見立てているのが、すごいなーと感じました。
しかし、すごいのはそれを写真で魅せる撮り方、あとはコピーライティング。
「たっぷり遊んで心の洗濯」
これは洗濯物干しを遊園地の遊具に見立てた作品。
「春色に衣替え」
ピンク色のボタンを桜に見立てて、それを取り替えている人がいて、季節の衣替えとかけています。
そのほかにも、たくさん。
身近なものを使っているのに、
これだけの表現ができてしまう。
日々の観察力や常に面白いことを考えるのは大事ですね。